以前より、スズメバチに刺された方の処置(治療)を行っておりました。
2回目以降、スズメバチに刺された方で、アナフィラキシーにより命を落としてしまう方もいらっしゃいます。
当院は2025年7月に開院しましたが、ご縁がありまして「エピペン」の処方も行っております。
「南さっぽろ内科消化器クリニック」ですが、スズメバチに刺された方の処置や、「エピペン」の処方をして欲しい、という患者さんにも対応してまいりました。
特に春先や、秋頃はスズメバチに刺される方が増える印象です。
黒い格好や、強い香水等にも気をつける必要がありそうですが、たまたま踏んずけてしまって、や、庭いじり中、散歩中、などに刺される方もいらっしゃいますので、この時期は特にお気をつけください。
「エピペン」やアナフィラキシー・食物アレルギー等につきましては、当院も登録施設として掲載されております、エピペンサイトをご覧ください。
エピペンサイト←ここをクリックするとサイトに行けます。
私は高校時代、硬式野球部に所属していましたが、小学生の時からクイズ番組
「アメリカ横断ウルトラクイズ」が大好きでした。
野球で甲子園に行けないのは薄々感じていたので、高校生クイズで全国大会に出たい、と密かな野望がありました。
クイズ研究会の無い高校で、クイズ好きな友人とクイズ練習をコツコツ行い、3年連続で高校生クイズ北海道予選に出場しています(その日は野球の部活をサボってます)。
結果は・・・
1年生時も、2年生時も、1問目の「Yes/No クイズ」で不正解し、早々に敗退。
3年生時になって、やっと1問目を突破!しかし、3問目で散りました…
全国大会はおろか、Yes/No クイズの壁を越えられませんでした…
(当時はYes/No クイズで20チーム位に絞られたら、次の個別クイズ等に移ります)
今でも実家には高校生クイズの参加賞でもらった、ペットボトルホルダーが保管されています。
(たまたま調べたら、オークションサイトで売買されているのですね!)
というわけで、沼津東高校の皆さん、優勝おめでとうございます!!
私は大学病院勤務時代は、肝臓や胆のうや膵臓のチームに配属されていました。
生体肝移植にも携わる機会がありました。
生体肝移植は、手術は教授や上級医、私は外科修練医という立場であったので、術後の患者さんの管理を中心に携わりました。
免疫抑制剤等々を使用するので、術後の管理も緊張感がありました。
毎朝と夕の回診前にお腹(肝臓)のエコー検査を施行し、肝臓の中の血流(動脈や静脈など)を評価していました。
血流が急に悪くなる場合は、最悪再手術という経験もあったと先輩より…
3日に1日は病院に寝泊まりしてエコーをしたおかげで、少し自信はつきました!
肝移植同様の緊張感をもって、日々の診療に邁進いたします‼
先日8/31 は北海道マラソンでしたね。後半はテレビ観戦しましたが、感動しました。
出場された方々は、本当にお疲れ様でした‼
3年前は私も北海道マラソンに出走いたしました(詳細はまた後日)。
以前からビールっ腹を治すために、特に関東での勤務医時代は、フルマラソン・ハーフマラソン・近所のランニングを不定期に(コラムよりも少ない頻度で)行っておりました。
ハーフマラソンはだいたい2時間以上かけて、脂肪燃焼を意識してタイム重視というより、コスパ?重視で出場しておりました。
約15年前に初めてのフルマラソンにエントリーしました。
その名も「第1回 富士山マラソン」!
良くても20km 2時間ちょっとでの調整しかしておらず、ぶっつけ本番。
富士五湖のうちの2湖を走るコースですが、富士山近くなので高低差もそれなりに。
人生初の30km地点からは未経験でしたので、足も痛いし、全身筋肉痛で気合だけで半泣きしながら何とか完走…。
その後2日間は、自力で靴下や下着を着脱できませんでした…
(勤務医としての仕事はなんとか継続)
当院では生活習慣病(や予防)のご指導もさせていただいておりますが、上記にならない様に運動も食事療法も計画的にコツコツと…お勧めさせていただいております。
近年は季節に関係なく、診療することがあるアニサキス症についてです。
胃(心窩部)の激痛で、胃カメラを施行すると見つかることがあります。
実は私自身も胃アニサキス症の治療歴があります。
まだ関東に暮らしていた5年程前、日曜日にスーパーのレジに並んでいる際に、今まで経験したことのない、心窩部の痛みを自覚しました。
その場でうずくまってしまい、顔は真っ青。何とか会計までは後続のお客様には抜かされず、自家用車の中へ。痛みには波があり、自宅に帰って鎮痛剤を内服しましたが改善しません。
(そういえば、金曜日に職場のみんなと、サバもサーモンもイカも全て食べたのでひょっとして・・・)
胃カメラのお手伝いをしたことのある病院に電話するも、「本日は胃カメラのできる先生が居ないんです」とお断りされたので、鎮痛剤を追加し何とか就寝。日曜日ですから仕方ありません…。
翌朝月曜日は大事な手術でしたが、前日寝る前に上司に連絡し大学病院をお休みして、自分も定期的に内視鏡検査のお手伝いをしている別の病院で緊急胃カメラをお願いし、
見事に胃の中にアニサキスが居ました!
摘出後は全く症状がなくなり、大学に連絡すると手術も無事に終わっていたので、午後は有意義な月曜休日を満喫させていただきました。
自身で痛みも苦しみも経験しておりますので、何なりとご相談ください。
(当院は日・月・祝日はお休みです。タイミングが合わない患者様がいらっしゃったら申し訳ございません…)
※ アニサキスは、酢で〆ていても、冷蔵していても死滅しないので、ご注意ください!
加熱(もしくは数日冷凍)していれば大丈夫みたいです。
私は以前より、特に飲酒後はいびきがうるさい!と家族から言われておりました。
当院でも睡眠時無呼吸症候群の検査や治療のお手伝いをすることになったので、試しに自宅での簡易検査「アプノモニター」をやってみました。
人差し指に体内の酸素濃度を測定する器具を装着し、鼻に細いチューブを固定しいざ入眠。
2時間もすると違和感があったのか、鼻の細いチューブを自己抜去してしまったようです。
指の器具は外れにくく、起床時まで装着できました。
後日結果を解析いただき、睡眠時無呼吸症候群の診断とはならず、一安心でした。
(多少いびきはありましたが、治療や精査が必要な無呼吸ではなかった様子でした)
鼻のチューブが最後まで装着されていなくても大きな問題ではなく解析可能だそうです。
当院は、「札幌いびきネットワーク」に加入いたしておりますので、睡眠時無呼吸症候群の検査・診断・治療のお手伝いが可能です。
いびきにお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
自分自身、40数年生きておりますが今まで大腸カメラを受けたことがありませんでした。
クリニックを開業するにあたり、今年の春に人生初の大腸カメラを受けてきました。
まずは下剤ですが、当院でも採用しているペットボトル型の下剤を使用すると、ものの1~2時間で腸内が空っぽになる位の効き目がありました。
検査開始まで追加で水を摂取し、いざ検査へ。
自分自身でしっかり痛みを感じなければいけないと思い、いわゆる鎮静剤を全く使用せず大腸カメラを施行してもらいました。肛門の違和感は少しありましたが、
気づいたら一番奥の「盲腸」まで到達しました、とお声がけいただきました。全く痛くなかったのです!
大腸カメラは、一番奥まで挿入して、帰ってくる際にたくさん空気を入れて観察していきます。ヒダの間も膨らませて、見落としがないように観察します。
よく患者さんに、「おならは我慢しなくてもよいですからね」とお声がけしますが、私は観察してもらっている間も含めて、おならをしたい感じがなく、つらくない大腸カメラでした。
検査してもらった施設も、当院も、大腸カメラでヒダを拡げる際にはCO2ガスを使用いたしております。空気をいれるより張る感じが少なくなると言われております。
また、患者様全員に対して鎮静剤無しを推奨している訳ではございません。
癒着がある方や、腸の曲がり角で痛みを感じる方も多いので、車でご来院されない方は、鎮静剤使用をお薦めいたします。
最近、北海道内では、マダニ媒介性脳炎の発症例が報道されております。
当院ではマダニ媒介性脳炎の予防ワクチンも取り扱っております(要電話予約)。
ただし、こちらのワクチンは、マダニ媒介性の脳炎の発症は予防できますが、
マダニが媒介する重症熱性血小板減少症の予防ではありません。
重症熱性血小板減少症も8/11~8/17の1週間で新たに5人の発症を確認、最多を更新、との記事がありました。
どちらにせよ、藪の多い屋外で作業や娯楽を行う際には、なるべく肌の露出を避けるように注意してくださいね。
万が一、マダニに嚙まれてしまい、皮膚に刺さっている方がいらっしゃったら、ご相談ください。マダニ除去の器具も当院では準備致しております。
本日より、院長コラムを掲載させていただきます。
思ったこと、お伝えしたいこと、などなど、
不定期の更新ではありますが、載せていきたいと思っております!
北海道民ですが、初対面の方からはときどき、
「沖縄出身ですか?」
「鹿児島出身と思いました」
と言われることがある、元高校球児の院長 熊谷 祐です。
まずは、沖縄尚学高校、甲子園優勝おめでとうございます!